こんにちは。伊藤です!
とうとう平成も幕を閉じてしまいましたね、、なにかが変わるという訳ではないですが気持ちが改めて引き締まるような感じです。
令和も何卒よろしくお願いいたします!
さて、本日は縮毛矯正について書かせていただきます。
前々回のブログで矯正の実例をもとにプロセス等を書きましたが、
http://nbng01.jp/archives/8790
今回はその過程をさらに詳しく掘り下げようと思います。
まずアルカリと酸性について。
IRESUの縮毛矯正はほぼ全てのお客様に酸性縮毛矯正という施術をしております。
お客様の中でもなんで酸性縮毛矯正は水蒸気爆発が起きないぐらいの水分量を残した髪に対してアイロンをあてるのか?と疑問に思ったことがある方もいらっしゃるかと思います。
健康な髪の毛の性質は弱酸性、つまりベストなコンディションの状態です。
アルカリ縮毛矯正はこの弱酸性の髪に対して反対の性質のアルカリ剤を乗せます。
すると髪の毛は「膨潤」を起こします。
アルカリカラーなども同じですね。
「膨潤」した髪は水分が残り易くなり、そしてかなりデリケートで傷つき易くなります。なのでその分しっかりと髪の毛を完全に乾かしてからアイロンをかける、それがアルカリ縮毛矯正です。アイロンで伸ばすというよりかは薬剤の力が伸ばすのがメインになっていますね。膨潤を起こしていて傷つきやすい状態からアイロンを入れるので、仕上がりに見えたダメージを感じやすいです。
一方酸性縮毛矯正は酸性の薬剤を使用するので毛髪の「膨潤」が起きないのです。
そのぶん髪の毛に水分が残りづらく乾き易い状態になります。なので事前に冷風により水分が飛びすぎないように乾かしてからアイロンを入れます。なぜかというと髪は濡れてる状態から乾く瞬間に形が決まるからです。
薬剤パワーが少ない分その状態から形をつけるには水の力が必要不可欠なのです。
例えるならば洋服のスチームアイロンが連想されますね。
仮に水分が残りすぎたままアイロンを入れると水素爆発を起こし髪に過度なダメージを受けてしまうのです。
なので水分量の見極めとテクニックが必要になる施術です。
膨潤が起きていない状態でベストな水分量から伸ばすことで仕上がりの質感も柔らかくダメージを「感じずらい」のです。
今後はほかのプロセスについても少しづつ細かく解説していきたいと思います!
先日酸性縮毛矯正を担当させていただいたお客様です。
半年ぶりの縮毛矯正でした。
綺麗にツヤを取り戻しましたね!!
令和も艶髪でスタートを切りましょう!