髪が傷んでいるのには必ず原因があります。
髪の毛の体力、、
元々あるキャパを越えてしまうと必ず扱いにくくなってしまいます。
だいたい傷みすぎてしまったという場合は、ほとんどが髪の毛の体力の限界を越えてしまったことが原因です。
髪質によって傷みやすさも全然違いますし、同じ性質の薬剤でもパワーが違ったりもするので
全てに置いて見極めて使っていくことが僕は美容師に必要なスキルですね。
傷みすぎてしまうと
抜け毛、切れ毛、絡まり、バサつき、乾かない
たくさんの悩みが傷みから生まれてしまいます。
例えば カラー、パーマ、矯正、ハイライト、、
全部やってたらそりゃかなり傷みます。。
僕が美容師9年やってきて感じたことは
薬剤を髪に3種類以上使うとキャパオーバーするということ
カラー+矯正+パーマ
カラー+矯正+ハイライト
このように3種類の薬剤をひとりのお客様に使うのは、僕の中ではNGなのでやらないと決めてます。
矯正とパーマに関してはまさにやれなくはないのですが、矯正で癖を伸ばす時に割と髪の毛の体力を消耗しているので
パーマの時に残ってる余力が限られてくるんです。
かからないわけではないのですが、結局体力が少ない所へのパーマは綺麗な仕上がりにはならないです。
パーマをする前提で毛先の体力を残すために矯正をもっと今以上に優しくかければいいのでは?
と思いますよね
薬剤がまだ優しいのは大事ですが、それだと矯正が割と中途半端になってしまったりします。
伸び切ってないクセ毛にパーマ、仕上がりが曖昧になってしまうとやはり髪は綺麗に見えません。
それだったらパーマをやらない!!と決めてしまった前提で
矯正をツヤツヤピカピカに決めてしまった方が
確実に綺麗でノンストレスな髪になれます。
パーマするなら矯正しない
矯正するならハイライトをしない
【何をやらないか】を決めるということを大切にしてます。
なのでひとりのお客様に対して2種類しか使わないのが僕のポリシーです。
カラー+矯正=パーマしない
カラー+パーマ=矯正しない
今ところこのようなスタンスでやらせてもらってます。
きっとデザインを急に変えたくなったりもするとは思いますが
そもそも傷んでしまってはどんなに上手いカットでもパーマでも
絶対素敵には仕上がらないです。
綺麗なはヘアスタイルは綺麗な素材からしか生まれない
何をやらないか決めるだけで一年二年と見違えるくらい髪は綺麗になります!
髪が綺麗になれることを1番に考えて
お客様と一緒にヘアスタイルを作っていきたいと思います。